明日の日曜日も11時より営業していますので、憩いの時間はぜひいらしてください。18時まで営業しています。
2015年2月28日
2015年2月27日
カトラリーを磨きながら
よーく考えよう♩
お金は大事だよー♫
このテレビでおなじみのメロディーに合わせて、カトラリーを磨きながら看板娘が歌っていました。
「よーく考えてー♩
あなたは人の子よー♫」
名曲だ。訴えが強すぎる。地球規模のスピーカーで、全世界にこの歌を聴かせてやってくれますか。
2015年2月26日
玉ねぎが残ります。
ナポリタン。店主も生き物なのでその日によって味が多少変化してしまう。自信がなくなると味見をする。
色はどうだ。パスタの茹で加減はどうだ。バターの風味はどうだ。しつこすぎないか、後味はどうだ。チェックすることはたくさんあるけど、まずは率直に美味しいかどうか。
さて、どうでしょうか看板娘よ。
看板娘「最後、パスタが残るんじゃなく、玉ねぎが残ります。」
店主「………な、な、なんですと。それは大変だ。」
たぶん僕は、彼女のおかげで成長できると思うのです。
3月の営業日
いつもありがとうございます。珈琲処ばうむ店主です。
2月も末になりました。この間新年を迎えたのに、「あ」っという間に2月が終わります。 こんなことだと、年とって「ひ」っという間に2年が過ぎたりしてしまうかもしれません。ひひひ。あ、今で6年が過ぎましたね。
オープン当初からいつもお店に来てくださるお爺ちゃんに看板娘が「調子はどうですか?」と聞くんですが、「元気やで。でもな、頭がな。頭が悪い。」といつも答えて笑ってくれます。その時店主は「ミートゥー」と小さな声で言います。店はじめてから以前よりも真っすぐ馬鹿になった気がします。それが悪くない。それにしてもユーモアのあるお爺ちゃんだ。自分もいい年の取り方できたらいいなと思います。
さて、3月の営業日、休業日は特別な変更はなく、月曜日、第2・4日曜日をお休みとさせてもらいます。よろしくお願いします。
2015年2月25日
たまサン
最近出始めているばうむのたまサン。なかなかボリュームありますよね。ちょっと量が多いなと思う方は、包みますからね。持ち帰ってもらってかまいません。気軽に言ってください。ただ、グラタンは包めません。包みたくても包めませんから、ご了承ください。
わかりやすい
看板娘:「すみません。前やってた日替わりランチがなくなって、毎日ナポリタンランチになったんです。」
お客さん:「やったー!」
店主「(複雑な笑顏)」
お客さん:「あ、喜んですみません。」
店主「全然かまいませんよ(複雑な笑顔)。」
お客さん:「ナポリタンが好きだったんで。」
店主「全然かまいませんよ(満面の笑み)」
ラビリンス
ばうむの店のドアは、格子状になっているのでよく小窓から誰かがのぞいています。…ん?この表現はホラーだな。誤解を招いてはいけない。
改めて。ばうむの店のドアは、小窓がたくさんついているので、覗きたくなるようでよく店内を覗かれています。…んー。いっそう不気味だ…。
何が言いたいかというと、看板娘は小窓をピカピカに拭き上げていつでもみなさんが小窓から中を覗いてくれていいようにしています。…あれ?覗かれたいみたいな感じになってもてる。
言葉って、怖い。
生チョコレート
一晩寝かせて味が馴染んだ一枚板の生チョコ。固まっとると言えど、出来立ては手の温度で溶けだしてしまう。だから切り分けるときは一気にゆかねばならない。三本のナイフを使って三刀流。嘘です。
スパスパスパパーン。切り分け完了。
ホワイト生チョコも、
スパスパパーン。完了。え?音が軽快すぎる?スパーンと切りたい願望からやってきた音です。現実ばかりに捉われてはいけません。
生チョコ、もう少し食べやすいように考えてみようと思う。食感を楽しめるようなここでしか味わえないものに。できるかどうかわからんけど、もしそうなったら食べてくれますか。
2015年2月24日
七不思議のひとつ
トントンドンドン。
無言でスコーンを仕込む看板娘。
真剣な眼差しですが、きっと彼女はこんなことを心で思っているはず。
「スコーンて、フォークで食べるとものすごい食べにくい。なのにどうして私たち、フォークをつけて出すんだろう。この店の七不思議だわ。」
仕込みながら
もう2月も最終週だ。
今日は生チョコのスイートとホワイト、そしてグラタンを仕込んだ。涼ちゃんはスコーンを、腰を入れて仕込んでいた。三月が来るとこの店も一年経つ。なんだか仕込みも熱が入る。少しは手際よくできるようになっただろうか。いやきっと三年くらいかかる。
「美味しい珈琲入れて。」とお客さんが入ってきた。もちろん入れさせてもらいます。
「もうそろそろ一年やね」とお客さんが言ってくれた。覚えてくれてるんが嬉しい。
「これ食うか?」と祖父がアナゴ寿司を持って入ってきた。わーここで開けて食べんといてー。閉店後、いただきますから。ありがとう。
喫茶店にはほんと色々ある。それはキラキラ眩しいこともドロドロと土臭いことも両方あるから魅力的なんやろな。それが僕らを大きくしてくれてる。
2015年2月20日
2015年2月19日
残念賞
南京町は春節祭でとてもよく賑わっておる。人々が行き交っているのがドアの小窓から見える。そんな中、うちの店は時間が止まってるくらい静か。
「もしかしてこっちからは見えるけど、向こうからこの店は見えないようになってるんじゃないか」
なんて素敵なメルヘンの世界。
誰だ今、現実逃避だと言ったのは。
そんなおり、常連さんがドア鈴を鳴らして入ってきてくれて、残念賞のチケットをくれました。さすが。
チーズケーキとともに
今日は朝から陰ながらいつも支えてくださっている方を前に、感謝の気持ちがうまく伝えられずに感極まってしまった。彼女が美味しいと言ってくれたチーズケーキを、閉店前、心込めて作った。またいつでも食べてもらえるように。
おじさんが作ってくれてるお野菜はピンピンしてみずみずしいし、活きた色してます。もっとそれをそのままに美味しく調理できるようになりたいです。大切に使わせていただきます。
おばさん、本当にありがとう。これからだってきっと心配かけてしまうだろうけど、この店に起こる出来事と共に育って、いずれ大きな木のような店になりたいです。感謝しています。
2015年2月18日
ミニグラターン
そんなミニグラタンは、冬だから増量中です。ココット皿にパンパンに入っていたので、こないだ温め過ぎたときチーズが溢れ出していました。いい塩梅が大切ですよね。
嬉しいケーキ
いただいたケーキを、キャッキャッと言いながら小猿のように食べてしまった。ケーキがなんかほんと嬉しかった。うまく言えんのやけど、差し入れてくれた人がその人だったからとゆうのもある。それに、ケーキとゆうものが、いつの時より店を始めた今の方が、特別に幸せをもたらすものになっているような気がした。有り難い。ひとつひとつが有り難い。作っている人も、選んでくれる人も、全部繋がってここにやってくる。
ロイヤルミルクティーを早速頼んでくれてありがとうございます。そうやって頼んでくれるから美味しくなるんだと思います。感謝しています。
2015年2月17日
ロロロロイヤル
店主は、紅茶の修行期間に入ってます。これはやっと納得いくようになってきたロイヤルミルクティーです。レモンティーとミルクティーでは、葉の種類、紅茶の濃さが違います。それをサイフォンで抽出しています。教科書がない道のりですが、ひとつずつベストなものに近づいている気がします。
美味しい紅茶、入れれるようになりますから、頼んでやってください。
裏技
ピザトーストいかがですか。
当店のピザトーストは二枚重ねなのですが、下の1枚目にはバターをたっぷり塗ってトーストし、ハムをのせています。これだけで食べても美味しい。バターを焼いた時の香りが、たまりません。
当店のグラタンはそれほど濃くないので、上段はピザトーストとして、下段のトーストをグラタンと一緒に食べるのもおすすめです。うん、それは裏技だ。
2015年2月15日
店主の徒然日誌
今日はダメだ、人とうまく話せないだろうな。そう思うような調子の悪い朝だった。生きてると色んな日がある。塞ぎ込んでしまう日も、鼻唄をうたうような日も。
はたから見ていて、いつも元気そうな人も、そう振るまわざるを得ないところに自分を追いやってるかもしれない。元気がないように見える人も、実は舞い上がるようなことがさっきあったのかもしれない。今生きてるこの瞬間の少し先には、どん底のような出来事だって待っとるかもしれない。
僕とゆう人間は、外からも求められ変容してきたし、内からうまれた揺るぎないものもある。自立すると一言で言っても、自分を立たせてゆくのは外から中から大変なことだ。自信をもつと言っても、自分を信じることは大変なことだ。
角が落ちて丸くなれと言っているのか、試練は次から次へと絶えることなくやってくる。
そんな朝も、橋本先生や生徒さんが来てくれてポーセラーツ教室が始まった。佳岳くんも来てくれて仕事の話とかできた。いつものおじいちゃんも来てくれた。久しく登場した父親がまるで刑事ドラマのようなカツ丼を差し入れてくれた。横浜から来た二度目のお客さんがブロッコリーが美味しいと褒めてくれた。涼ちゃんがスコーンをいつものように大事に焼いてた。おじいちゃんがなぜかフルーツグラノーラを買ってきてくれた。どんだけダメな僕をも、転がしてくれる出来事がこの店に起こる。それが有り難いことで、店を閉めた今、いつもの神棚に二人で手を合わせ、今日はダメな自分ですみませんでしたと謝るしかなかった。
ここに来てくれる人たちの息遣いが、僕を支えてくれてる。店をやるって大変だ。そして幸せだ。涼ちゃんごめんな、ありがとう。
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