2016年12月23日

店主の徒然日記

ここ数日、サンドウィッチをやたらと作っている気がする。それもこれも頼んでもらえるからで、どれだけ忙しくても、頼んでもらえる喜びと、作る楽しさにやっぱり満たされとる。好きだな、この仕事。そう思う。好きでもどうにもならないこともあるのかい、神様よ。答えは霧の中。



実は1週間ほど前から家のインターネットが繋がらなくなった。愛用していたMacが致命的に壊れ、ネット環境が少し変わったせいだろうけど、どう足掻いても解決できなくて、やらねばならぬことが山積みになっていくばかりだった。
そんな中、今日はいつもカウンターで飲む常連さんが、ふと奥さんの話をしてくれた。奥さんが病気になってから動くことが不自由になって、量も食べれなくなっていったらしい。そこで彼は今まで買ってきたお弁当を買うことをやめて、自分で少なくても優しい料理を作るようになった。キッチンに立ったことすらなかったのに。お皿の色合いや形を変えて奥さんが飽きないようにした。量が少なくても、もう少し食べたいなとゆう量を美味しく盛り付けられるようにしたりした。とゆう話だった。


ねばならないこと、と自分がしたいこと、をごちゃ混ぜにして進んでいく。いや、進むなんてスマートなもんじゃい。ごろごろ地を這うように転がせればいい。それでも幸せなことなんやろうな。自分がしたいことを見失っちゃいないわけやから。誰かのせいに、なりそうでならない。しそうでできない。そんな弱さも強さを助けてる。


今を楽しんで、その今の積み重ねが、自分だけの道になるなら、それでいい。指させない未来だって、今を重ねれば向かうところが見えてくるんだ。