2016年10月30日

30日(日)、喫茶は休み


本日30日の日曜日は喫茶はお休みです。三階のレンタルスペースのみ営業しております。
次の営業は月曜定休をはさんで、11月1日火曜日です。朝11時より、ランチを準備してお待ちしております。





ハッピーハロウィン。

2016年10月29日

29(土)、営業!


おはようございます。
本日、29日の土曜日は、営業しております。明日30日は喫茶はお休み、三階のレンタルスペースのみ営業です。
朝からスコーンも着々と焼けてきとります。毎日フル回転のうちのオーブン、いつ壊れてもおかしくないくらいです。

小さな喫茶店ですが、憩いの時間にはぜひお立ち寄りください。心をこめて
憩いの時間に寄り添えるものを作らせてもらいます。

感謝しても

 
感謝してもしても足りないのは、
こういった環境に、
僕らが在れることだ。

2016年10月28日

毎日のことだから


ランチは奥が深い。毎日のことやから栄養もとりたい。少し甘いもので憩いもしたい。それもこれもワンプレートに乗せるには、どうしたらええやろか。
最近はランチのサラダに驚くお客さんがいて、試しに「サラダってオープン当初からあんまり変わってないのになー」って呟いてみたら、「いやいや、ぜんっぜん違うから。メニューの写真見てみ。ぜんっぜん違うから。ちゃんと見てみ。」と看板娘に即座に拾われた。
ですよねー。やり過ぎてますか。とことんやらなきゃなんも見えてこんようにも思うんです。

2016年10月27日

こんなはずじゃなかった


最近はランチが忙しくなる時もあって、やっと洗い物も終わって一息つけそうだとゆう時に、じいちゃんが「髪切ってきたんや」とわざわざうちのレジ前の鏡で、髪を整え直しにやってくる。なにしとん。ここ、喫茶店。
そんな時もうちの看板娘は「いらっしゃいませ。よく似合ってますよ。」と言って水を出す。えらいな。年下って嘘なんちゃうか。ほんまは年上なんちゃうか。僕の方が10歳くらい幼い気する。


でも喫茶店てそんな感じかもしらん。日常に寄り添えるなら。迷惑かけたりかけられたり、そんなややこしいことの中に生まれるものは、根っこがあってちょっとやそっとじゃ倒れないような繋がりなんじゃないか。それが僕らの心をたくましくも優しく育てるんじゃないか。傷つくことも大事や。傷つけることも、後悔することも、きっと大事なんや。

あ。はからずもじいちゃんのことを考えて、結果、いい感じの話になってしまった。こんなはずじゃなかった。

2016年10月26日

声、こもる

 

「なぁ、私な、誰にもこの声のこと、気づかれへんかった。」

風邪から気管支炎になった店主の看病をして、案の定風邪をひいた看板娘。みなさん、今、彼女の声、枯れてますよ。
店主の声はもとよりはっきりしたガソリンスタンド仕込みの声なので、風邪をひくと一発で気づかれますが、彼女の声はもとより「こもり気味」なので、風邪をひいても、「こもりが確実になる」、と言う具合なのです。

もう一度言います。
みなさん、今、彼女の声、枯れてますからー!
それを証拠に「ほんまにもぅ〜」と言わせてみてください。板東さんと瓜二つです。いつもはそんなに似てないのに。

店主の徒然日記


この店のことを気にかけてくれる人生の先輩たち。僕らより年上の、それぞれにしかない生き方をして、歪さを味にしてしまった、一筋縄ではいかない、魅力の塊みたいな、先輩たち。彼らはさりげなくこの店にエールを送ってくれる。不器用なやり方で、当たり前のように何度も足を運んで当たり前のように帰って行く。その愛情のようなものに気づいて、感謝の気持ちが最近止まらなくて、作るもの提供できるものに込めて昇華させてゆくしかない。僕の感謝の気持ちはどろどろした重さを持っていて、それをさらっと紙飛行機にでも乗せて飛ばせるには、人生経験が要るんだろう。

朝起きて、足を伸ばし、何回もあくびして、今日はどんな1日になるんやろう、と思いながら首をならして、ぼーっと陽だまりを見ている時に、自分は何もできない人間だなと思うことがある。何の結果も残せてない、トドの詰まるような今をこえて生きていけるか、自信がなくなる。
そんな時に、次々に彼らが現れる。こんな生き方もあるぞ。こんな歳の取り方があるんだ。こんな笑い方もある。こんな執着の仕方がある。だからこんなに柔軟にもなれる。こんな歪さも味となる。美しさと醜さは共存してる。悪いことだけじゃない。
それはふらふらな僕に、一歩踏み出す勇気を与えてくれとる。

向こう見ずな僕らを、危ない危ない、甘い甘い、と言うのに、頑張れよ、それを続けることや、と背中を支えてくれるのはどうしてですか。僕らも年を重ねれば、あなたたちのようになれますか。
感謝しています。

2016年10月25日

今日のランチ


今日のランチは完売しました。ありがたいことです。調子にのってサラダにはアボカドも入れました。あとが怖い。


ミニチーズケーキ、きれいに焼けました。

2016年10月24日

ミニチーズ、仕込む


チーズケーキを連日仕込む。今日はやたらとクリームチーズが固めな気がする。気のせいか。自分の心が硬くなっとるからやろか。


考えなきゃならないことを、忙しさを理由に考えられてないからちゃうか。苦しいけど向き合わなきゃならんときが今やろうから、ちゃんとせなあかん。


そんなことを作りかけの生地に話かけてみるけど、もとより彼らはちゃんと真面目に砂糖とかサワークリームとかと溶けて交じり合っとるから、えらいなー。えらいなー自分ら。そないに柔軟になれて、えらいなー。

ほんとに大事なことを掴めていれば、それを自分が信じていられれば、たとえ壊れてもかまわない。それは新しく始まるためのものだろうから。
嘘だ。壊れたら狼狽えて仕方ないやろうに。僕の心は矛盾だらけだ。

膝掛け、冬の予感


もうすぐ冬がやってくるんですね。一年が早い。


膝掛け、だしました。
体を冷やしすぎないようにしてください。

2016年10月23日

23日、日曜、営業。


本日、23日の日曜日は、営業しております。
まんまるにチーズケーキが焼けました。今から切り分けます。


昨日勢いよく出ていったグラタンたちも、仕込みました。少し寒くなると、グラタンはより美味しい。



今日はスコーンも焼きたてたくさんです。憩いの時間、お近くにいましたら、ぜひお越しください。
お待ちしております。

2016年10月22日

3年前の今日


三年前のちょうど今日のこの店の写真が出てきた。まだこの店の前の店のままで、内装も何も手がついていない状態の写真。
何枚も出てきて、それをめくりながらつい涙してしまった。

22(土)、23(日)、営業。


本日22日も、明日の23日の日曜も、営業しております。
憩いの時間には、ぜひいらしてください。スコーンもチーズケーキなどもあります。懐かしの喫茶メニューをご用意してお待ちしております。

2016年10月21日

ほととぎす


ほととぎすをいただいた。
庭のお花を持ってきてくれる方がいて、季節の花が店にあるだけで、空気が変わるのがわかる。自然なものは、花も食べ物も変化していく。枯れたり、腐ったり、それを否定的に見ることが多いけど、それらが次に向かうために大事なんだろう。切り花は枯れるのが早いけど、それがまた儚くて好きだ。枯れてない時は、ほんとにきれいで、それを長く感じられるから。
太田先生、本当にいつもありがとうございます。

2016年10月20日

砂糖さらさら


砂糖をさらさらにしよる看板娘は、いい顔しとるんですよ。さらさらになった砂糖を入れてるお客さんたちのことを想像しよるんでしょうかね。それとも、「ミナミの帝王って大阪のミナミで起こったことなんかな」って考えとるんですかね。あ、これ、彼女が急にさっき店主に聞いたことです。

オムレツ


お客さんが頼んでくれるので、ここまでオムレツが形になるようになりました。ありがたい。最初の頃なんてもう、形に、なるもならないも、思い出さない。頼んでもらえるから、僕らの腕は成長しとると思います。遅々たる成長なのがたまに傷ですが。
オムレツセットにはサラダとトーストと珈琲か紅茶がついています。820円です。

2016年10月19日

ピザトースト


最近よく出るピザトースト。店主も好きです。

信じる、高める。


できることは一つ一つ丁寧に準備をすることだと思う。出来得る最速で作ることだと思う。


それでも立て込んで断るしかないこともあるから、無力さを感じて落ち込む。


落ち込んでしばらくして、次に来てくれた時、より美味しいものに、洗練させてゆこうと思い直す。
きっとまた来てくれる、と信じる。
こんな小さな、どうしようもなく不器用な店に、また来てくれるお客さんを信じるしかないけど、信じることなら、勇気をだせばできる。

2016年10月18日

店主の徒然日記

今度また季節の果物を買いに出なきゃならないな。もう乏しくなってきたし、その頃だな。そんなことを思い始めた頃に、父親からみかんの箱が届く。ぶっきらぼうな筆圧の濃い字で書かれた宛名には、「珈琲処ばうむ」と書かれてある。美味しいみかんだった。この店が在ったことの証だ。届いたよありがとう。と普通の声色で言いきれる自信がないから、今日は電話はやめとこう。ありがとう。


母親が携帯を変えるからバックアップを取ってくれ、と頼まれて写真を取り込んだら、少し前に逝ったチャトゥーという黒猫の、逝く前の写真がやたらと出てきて、動画もなかなかに出てきて、あー母親はこの時結構参ってたんやろうな、寂しかったんやろうな、と思って苦しくなった。少ししかない要領の大半がチャトゥーの写真やった。


じいちゃんが店に某ベーカリーで買った明太フランスとガーリックフランスパンを片手にやってきて、
「これ、半分くれ。半分やるから。」って言うてくる。僕は厨房でフランスパンを半分に切って、半分をじいちゃんに袋に入れる。「ほなな。」とじいちゃんは袋をさげてかっこよく去っていくけど、あとさ、せめて珈琲を飲んで帰ってくれたりしたら、かっこええんやけどな。


常連さんが差し入れてくれたケーキを、頬張ったのはいつだっけ。美味しかったな。僕らにとって、店を始めてから知り合えた人たちは、かけがえのない人たちだ。

生チョコ、ホワイト


生チョコのホワイトを仕込みました。


口に入れるとすぐ溶けますよ。

おはようございます。


おはようございます。
野菜が高い最近ですが、諦めません。ランチやります。ぜひお越しください。


こうゆう時こそ野菜買って、農家を応援するしかできることはないです。お金のないあなたたちが言うことではない!と言われそうですが。


オープン前のモップがけ、いつもありがとう。
本日、店主、気管支炎ゆえマスク姿ですが、許してください。

2016年10月16日

16(日)、おやすみ。


いつもありがとうございます。
本日16日の日曜日はおやすみをいただいております。次の営業は定休日をはさんで、18日火曜日の朝11時からです。よろしくお願いします。

2016年10月15日

15(土)、営業。


おはようございます。
本日15日の土曜日は営業しております。憩いの時間がありましたらぜひお越しください。スコーンも朝から焼き作業が活発でした。今でもまだスコーンの香ばしい香りが店内に残っています。

明日の16日の日曜日はお休みをいただきますので、よろしくお願いします。

スコーンと看板娘


今日もひたむきにスコーンと向き合い、仕込んでいました。


看板娘の愛情が詰まっとるから、美味しいんやと思います。

生チョコホワイト


生チョコのホワイトを仕込みました。


スイートとは様子が全く違います。


短時間でよく攪拌すること。その具合が難しいです。


苦味の珈琲とよく合います。ぜひご賞味ください。

2016年10月14日

仕込み。


常連さんの顔を見れることが嬉しい。そう思わせる常連さんたちは、どことなしそれぞれ尾をひく魅力がある。人って面白いな。人間嫌いだったはずの自分がそう思えるようになったのは有難いことだ。
朝、ランチや軽食用の野菜を仕込む。ブレンドを作る。頭ではなく体が自然に動くようになって、放っておいても手がうごきだす。そうなると、頭の中で走馬灯のように昨日見た夢や、最近の出来事や、考え事やらが回り始める。なに一つ答えは出ないけど。

2016年10月12日

黙った


「もっとアルバイトを雇って、身を粉にしてやらなあかん。休みなんかとらんと身を粉にしてやらなあかん。」どのような流れからか、じいちゃんにそう言われて、腹が立った。なんでだろう。たぶん今でも身を粉にして頑張っとる、とゆうことと、この雰囲気こそが憩う場に必要だと思っとることと、休みをとらないことがいいことだと思わない、ということと、それに加えて補聴器のじいちゃんとは会話がままならない、とゆうことが重なって、黙ってた。なにも言うことができなくなって黙った。働き方に理想を語る余裕はないと突きつけられた気がして黙った。腹がたった。もう、しばらくは植物になりたい。悔しかった。植物になりたい。
その後コンビニのお弁当を買ってきてくれて、「生協の弁当とどっちが美味しかったかまた教えてくれ」と言い残して帰った。ぜったい教えへん。全部食べるけど、教えへんで。植物やから。