2016年10月12日

黙った


「もっとアルバイトを雇って、身を粉にしてやらなあかん。休みなんかとらんと身を粉にしてやらなあかん。」どのような流れからか、じいちゃんにそう言われて、腹が立った。なんでだろう。たぶん今でも身を粉にして頑張っとる、とゆうことと、この雰囲気こそが憩う場に必要だと思っとることと、休みをとらないことがいいことだと思わない、ということと、それに加えて補聴器のじいちゃんとは会話がままならない、とゆうことが重なって、黙ってた。なにも言うことができなくなって黙った。働き方に理想を語る余裕はないと突きつけられた気がして黙った。腹がたった。もう、しばらくは植物になりたい。悔しかった。植物になりたい。
その後コンビニのお弁当を買ってきてくれて、「生協の弁当とどっちが美味しかったかまた教えてくれ」と言い残して帰った。ぜったい教えへん。全部食べるけど、教えへんで。植物やから。