朝起きて、足を伸ばし、何回もあくびして、今日はどんな1日になるんやろう、と思いながら首をならして、ぼーっと陽だまりを見ている時に、自分は何もできない人間だなと思うことがある。何の結果も残せてない、トドの詰まるような今をこえて生きていけるか、自信がなくなる。
そんな時に、次々に彼らが現れる。こんな生き方もあるぞ。こんな歳の取り方があるんだ。こんな笑い方もある。こんな執着の仕方がある。だからこんなに柔軟にもなれる。こんな歪さも味となる。美しさと醜さは共存してる。悪いことだけじゃない。
それはふらふらな僕に、一歩踏み出す勇気を与えてくれとる。
向こう見ずな僕らを、危ない危ない、甘い甘い、と言うのに、頑張れよ、それを続けることや、と背中を支えてくれるのはどうしてですか。僕らも年を重ねれば、あなたたちのようになれますか。
感謝しています。