2015年7月7日

七夕の夜に


背中を押してもらって、かつてやりたかったものに再び手を伸ばし始めている。自分の店を持つことの良さが、十分に見えないまま始めたから、こうゆうことになると、自分が何をしなきゃならなくて店を持ったのかが、ちょっとだけわかる気がした。今を生きてるつもりでも、僕よりずっと先をいってる感覚もあって、その一方で退化していく一部もある気がする。僕も僕を生きてるけれど、店も店を生きて、得体の知れないものをも自分に馴染ませていく。限界を決めてかかっているのは自分なのだろう。

昨日、七夕の短冊に願い事を書いた夜、看板娘は頭痛で倒れた。今日も1日、頭痛が止まない。首コリや肩コリは、彼女に「休みなさい」と信号を出しているのだろうことはわかる。彼女はそれとうまく付き合おうとしとる。
僕はほんとに何もできない。悲しくも非力だ。彼女の頭痛が少しでもよくなりますようにと祈ることだけ。