小学生の頃なんか、比較的いい子に過ごしてた反動なのか、台風接近と聞くと「台風=警報でる=学校休み」とゆう期待に胸を鷲掴みにされた。朝一からテレビにかじりついとった。灰色の重たい雲みると、何かいつもとは違うことが起こりそうで気持ちがそわそわした。そんな祈りも届かんことの方が多かったけど。
とにかく学校を何かにつけて休みたい子やったんやなと思う。そして、いつもと違うことが起こってほしいと願っていたんやなと思う。子ども時代とゆうのは、誰もがそれなりに多少は切ないもんじゃないやろか。
昨日見た夢をぼんやり抱えたまま過ごしている。その意味が、あるような気がして。
チーズケーキを作るのが、やっぱり僕は好きだ。だから今日は作った。お客さんたちの顔が、ひとつひとつ思い出されていくことが、幸せだった。