2016年8月31日
2016年8月30日
今朝の出来事
今日のランチ、売り切れた。忙しかった。二人だと手一杯なのに、さらに手の遅い僕だから看板娘はてんてこまいでしょうな。申し訳なくてチョコレートでも買ってあげようと思います。
こんな風にブログに書くと「ランチ、昨日は売り切れとかありましたが
今日はまだありますか?」とか電話がかかることがあるけど、「全くあります。」と不思議な返答をするほど、静かに本を読むようなお昼の方が常なんですよ。こないだの土曜日なんて、下の階も上の階もお一人様カフェのようになって、なんかこうゆう場もいいなぁーと思いました。一人で気軽に入れる喫茶店。
忙しいのは何よりやけど、それでも今日は一日、今朝お腹を火傷したことをひきずったままでした。お腹に規則正しい四つの丸い火傷跡。どうして火傷したのか?聞かないほうがいい。情けなすぎる話なんです。悲しい阿呆の話なんです。
言わんのかい。
2016年8月29日
ヒヨコとハムサンド
ハムサンドウィッチ。
食パンの厚みに多少のばらつきがあるのは、まだマスターとしてヒヨコだとゆう証拠ですよ。
グラタンつきです。グラタンにミニサイズしかないのも、まだマスターとしてピヨピヨしとるとゆう証拠ですよ。
ヒヨコに失礼やな。
留寿都のとうもろこし
五十嵐さんが運んできてくれた北海道のとうもろこし。まだ土と太陽の匂いがする。留寿都の「味来」とゆう品種らしい。こうゆうことがほんとに有難い。重かっただろうに。
皮をむくと、実がまぶしいほどに澄んだ色で光っとる。生でも食べれるのが、見ただけでわかる。自然に口に運んでしまいそうになる艶。
3F:撮影
あるカメラマンが撮影のために三階を利用してくれました。
「ここは自然光がきれいで、ストロボいらなかったですね。」と、暗がりに射し込む自然の光で撮影していることに、胸を打たれました。自分の感覚を信じて仕事をしたい、自然の成すことによせて仕事をしたい、と店主は刺激を受けましたとさ。
2016年8月28日
風の強い日に
台風が近づいている、と聞くと少し興奮するのは僕だけやろうか。不謹慎やけど。
小学生の頃なんか、比較的いい子に過ごしてた反動なのか、台風接近と聞くと「台風=警報でる=学校休み」とゆう期待に胸を鷲掴みにされた。朝一からテレビにかじりついとった。灰色の重たい雲みると、何かいつもとは違うことが起こりそうで気持ちがそわそわした。そんな祈りも届かんことの方が多かったけど。
とにかく学校を何かにつけて休みたい子やったんやなと思う。そして、いつもと違うことが起こってほしいと願っていたんやなと思う。子ども時代とゆうのは、誰もがそれなりに多少は切ないもんじゃないやろか。
昨日見た夢をぼんやり抱えたまま過ごしている。その意味が、あるような気がして。
チーズケーキを作るのが、やっぱり僕は好きだ。だから今日は作った。お客さんたちの顔が、ひとつひとつ思い出されていくことが、幸せだった。
2016年8月27日
27(土)、28(日)営業してます。
おはようございます。
本日27日の土曜日、明日28日の日曜日、共に営業しています。
憩いの時は、ぜひお越しください。
風が少し強いですが、やっと涼しくなってきたように感じます。
各種喫茶メニューをそろえて、お待ちしています。いつもありがとうございます。
2016年8月26日
おはようございます。
本日もランチやります。
今日はアスパラ、かぼちゃ、さつまいも、セロリなどをサラダに入れます。
いつもありがとうございます。
バランスの良く、美味しいランチになるよう、少しずつですが改善してゆきたいと思います。
夏は緑の野菜が美味しいです。
2016年8月25日
攪拌
内を固めることに集中してきた。そりゃそうだ、傷つきやすくて脆いとわかっていたから。まだ世間を知らない。商売を知らない。そんなひ弱な僕らが自身を守るためには、閉鎖的になる必要があった。
やれ三年目、カウンターに座る常連さんたちはこんなことをよく言うようになった。「もっと外に行きなさい。」「今しかできないことをしなさい。」「何を経験するかが自分の将来を作るんだから。」彼らはたぶん僕の分身のようなもんだ。耳が痛いけど、痛いのは心に届くことやから痛むんや。聞くのしんどいけど、ものすごい大事なことを言われとる気がする。
チョコみたいに既に煮詰まった色合いも、手をかければさらに色濃く艶やかになる。自分の心が動くものに、今まで以上に素直で在ろうと、なんとなく思った。この店を、もっと内側からも、外側からも成長させていけるように。苦しむかもしれないけど、楽しいかもしれないから、少しずつ。
2016年8月24日
スコーンと看板娘
これはアイスクリームではありません。クランベリーがごろごろ入ったアイスクリームに見えますが、これはスコーンの生地です。
看板娘の手で、いい塩梅にこねられた生地は一晩冷やして寝かされます。
そうしてふっくらと膨らむ準備ができたスコーンは、こんがり香ばしく優しい甘さに仕上がるのでした。
スコーンの半分は看板娘の日々積んできたスコーンへの愛情でできていますよ。ぜひ食べてみてください。
2016年8月23日
店主の徒然日記
色んな人がいるから世界は面白い。皆がみな、同じ方向を向くようなら、世界に新しいものが生まれる余地もない。新しくなる中でも残るものが伝統であるなら、もう伝統もそこにはない。
大人になった僕らが、どれだけ遊べるか、どれだけ笑えるかが、子どもたちには大切な気がする。子どもが大人になるイメージに、少しでも希望があるように。真面目で、良き人間であることだけで、意味のあることはおしえられない気がする。危険なことほど、意味深いことを含んでいるように思う。
時間がかかっても、今は固く閉ざしていても、きっと柔らかくなると信じて、あきらめないで関わり続けようと思う。
2016年8月20日
21(日)、休み。
21日の日曜日は、三階のみの営業で、喫茶はおやすみをいただきます。次の営業は月曜定休をはさんで、23日の火曜日の朝11時からです。
いつもありがとうございます。まだ暑いですが、ランチもやりますので、宜しくお願いします。
いたずら
ホールのチーズケーキが焼けました。気になるな左端におる生き物。
こら。そこの雪のだるま。やめなさい。
なんてこれ、看板娘のいたずら写真です。こうゆうの撮っては、一人でケタケタと笑っとるんですよ彼女は。
聞き間違い
看板娘「さ、終わったから。
外、入れてこよ。」
店主「お疲れ。」
看板娘「入れてくるわな。」
店主「ん。行ってらっしゃい。」
これがきっと正解やったんですが、疲れると互いに滑舌が悪くなって、特に看板娘はひどくて、どうにもこうなってしまいました。
看板娘「さ、終わったから。
これがきっと正解やったんですが、疲れると互いに滑舌が悪くなって、特に看板娘はひどくて、どうにもこうなってしまいました。
看板娘「さ、終わったから。
外、ゆでだこ。」
店主「?(ゆでだこ?)」
看板娘「ゆでてくるわな。」
店主「え、え。なんでなん。」
もはや小料理屋か。さらにこんな時間から茹でるのか。またさらには、どこにたこを隠し持っとったんか。
店主の頭は小さなパニックになりましたよ。
2016年8月19日
そうめん?
「サラダそうめんを作ってみなさい」と常連さんにええ声で促されて、今朝そうめんをいただいた。いただいてしまった。受け取ってしまった。とゆうことは、そうめん修行が始まる。幾度も修行できる分だけ、たんまりといただいてしまった。確かにそうめんは食欲が落ちる暑さの日に、食を支えてくれるんやろうな。
麺の茹で加減、そうめんと相性のよいタレ作り、サラダそうめんとしての全体。……。いただいてしまった。ただ、もう8月も後半になろうかとしとるがな。急がねば。今からしばらく、賄いはそうめんですよ。
いちぢくをもらった
「食べたい食べたい」と、念じていたら、近くのおばあさんがいちぢくを運んできてくれた。立派ないちぢくやな。
おはよう、こんにちは、あついですね。玄関先で挨拶することが積もってゆく。たぶん今日は昼ごはんを残さず食べてくれてたから、調子は悪くないのかもしれない。そんな具合に察するばかりで、互いに聞かないし、知れないことだらけだけれど、これが僕らのやり方なのかもしれない。お店に来てくれることが嬉しい。挨拶できることも嬉しい。
店を始めたことで生まれた繋がりを、大切に思っています。いつもありがとうございます。
ばうむの怖い話
夏なので、怖い話してもいいですか。
題して、ばうむの怖い話。全部実話です。
まず一つ。
朝、二階の冷蔵庫に野菜取りに行ったら、冷蔵庫の扉、開いてた。
あー怖い。電気代がー、うらめしやー。
そしてもう一つ。
看板娘がスコーンの仕込みがやっと終わった後に言った言葉。「わたし、今のんに生クリーム入れてたん、見た?」
あー怖い。見てるわけないやん。入れてへんかもしらんてこと?わー。怖ー。
看板娘といえば、今日、お盆にのせたガムシロップを、体を回転させながらこぼして地面に撒き散らしていましたが、あれは何かの技への挑戦なんでしょうか。オリンピックに因んで。
怒られるわ、やめとこ。
店主失格
「顔が怖い、顔が怖い。」
何をやってもうまくいかない日に、友人がやってきて、カウンターに座って僕の顔を見てこう言うもんだから、余計に気が滅入って不安が止まらなくなった。
「3年経ったら、店閉めなあかんかもしらん。」
気付いたらそんな弱音を吐いてしまっていて、その暗さといったら、海の底に負けないくらいのものだったろう。彼が帰って、もうこの店にも来てくれなくなるだろうと思って、店主失格だとやけになって閉店後の店内に暗さを撒き散らしていたあの日から2ヶ月ほど経っただろうか。彼は2ヶ月の間に幾度か普通にやってきて、普通にカウンターに座って、いつもの珈琲飲んでる。今日なんか、初めてランチ食べに来てくれた。
そんな普通の姿に、泣けてきた。ありがとういちろーくん。ごめんないちろーくん。
2016年8月17日
おはようございます。
本日、17日、営業しております。
休み明けは、自信がなくなって、仕込み過ぎてしまいます。野菜、やり過ぎた。その上、コーンまでやってしもた。ランチやってますので、ぜひいらしてください。今日は野菜がいつもに増して多いんじゃないかと思います。
2016年8月15日
16日(火)、臨時休業。
明日、16日(火)は、臨時休業をいただきます。17日(水)の朝11時より、営業しますので、よろしくお願いします。ランチ営業もします。
今日はお盆のお墓詣りに出かけました。草を抜き、水をかけ、お供えをし、線香を立て、手を合わせ、振り返らずに帰る。そういったことの一つ一つに、思いが入る年齢になりました。親の背中を見て、僕らは育ってきたんやなと思います。ご先祖さんたちもいつも見守ってくれとるんや、と夕焼けを見て感じました。
やれるだけ、生きてみたいと思います。
2016年8月14日
14日(日)、営業。
本日14日の日曜日は営業しています。
ランチは平日のみですが、他食事メニューは始終やっています。スコーン、ミニチーズなど、持ち帰りできるメニューもありますので、ぜひ持ち帰ってください。看板娘が持ち帰ったスコーンを、オーブントースターやレンジでより美味しく食べれるような案内書のようなものを考え始めていました。スコーン愛が止まりませんからね。Tシャツにでも「スコーン愛」ってプリントしてあげようかな。着てくれるんやろか。逆に着さされたりして。
たまに「ミニグラタンを持ち帰りたい」と言われますが、それはごめんなさい。それだけの器はまだこの店にありません。大きいグラタンが食べたい、とも稀に言われますが、方法があるとしたら、僕らが小さくなる以外今はありません。
今日ふと店内を見渡すと、いつも来てくださる方々が、また来てくれていました。さらにその方々が人を呼んで来てくれる。そういう繋がりに、支えられていることに、なんかしみじみ感激してしまいました。涙腺が弱くなってしまいました。
いつもありがとうございます。
暑いので体に気をつけていてください。
2016年8月13日
大盛りと火
チーズケーキの仕込み、
グラタンの仕込み、
スコーンの仕込み、
仕込めるとゆうことは、少しずつでも注文してもらえとるとゆうことなので、幸せなことだ。どの仕込みにも、心が入る。
今日のランチも完売した。
まだまだナポリタン、下手くそだ。特に大盛りになると、火の使い方がなってない。火が馴染んでない。フライパンを一回り大きくしようか。とフライパンのせいにしている時点でダメやな。
こうゆうお客さんとの交流が、凹んだ心を立ててくれたり、時にはどん底に凹ませてくれたりもする。どちらにせよ波風が立って、明日に向かえる気持ちが芽生えるから、ありがたいと思う。
いつもありがとうございます。
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