近所の田丸さんからいただいたバラの花が開いとる。チャイムが鳴ったらバラを持って立ってた彼女。ゴミ当番を代理でやってくれてる彼女のおかげで、僕らはここに気持ち良く来れてる。そのバラが、ここで綺麗に開いてくれとる。僕らが彼女にできることは何だろうと考えとる。
今日は久々に来てくれたお客さんたちに会えた。来てくれて嬉しかった。仕事が変わったり、出来事が起こったり、色々あるめまぐるしい日々の中で、ふとここを思い出して来てくれる。だから僕らもここの灯りを守りたいし、少しでも前より成長していたい。
GW、多くのお客さんにここで憩ってもらった。感謝の気持ちは、片付けや仕込みに込められてゆくことを知ってる。だから僕らは、無言で片付ける。外に出す言葉が追いつかない。走馬灯のようにお客さんたちとの出来事が思い出しながら。