2016年5月11日

ランチとゆう生き物


今日のランチは売り切れた。ありがたい。ありがたいけど、課題が多い。
ここだけの話(どこだけの話だよ)、ランチなのにその場で作り過ぎとる。限られた時間に食べに来てくれとるのに、時間をかけ過ぎとる。喫茶店なのに、気軽さがないじゃないか。


葛藤はいつもそばに在る。
自分のような面倒臭い人間が作るランチはこうなってしまうだろうなと、どこかで思う自分もいたりする。質と量、二頭追う者は一頭も得ず。短時間に量産しようとすることは、僕にはできない。だからといって両立することを諦めることもできない。面倒臭い人間だ。


一つ一つ、丁寧に。
店をオープンする時から、これを大事にしようと言ってきた。納得するまで、何度でも、何千回でも何万回でもランチを作ろう。一つとして同じランチはなく、生き物であることが、少しずつ分かってきた。

いつもありがとうございます。