家に猫がいるんですけど、僕が猫と会話しよるときに看板娘が猫の気持ちになって猫の吹き替えをしてくれる時が稀にあるんです。
店主「ただいま。あー疲れた。」
猫「ニャー、ニャー、ニャニャー」(足元にすりよってくる。)
店主「あーあーご飯やな。待ってや、まず着替えるわ。」
猫「待てるかい。どんだけ留守番しよる思うんですか。」
店主「ぬあ?しゃあない。遊んどるわけちゃうねやで。仕事やからしゃあない。てかな、自分な、手足あるんやんか。家事とか夕飯作りとか手伝ってくれたらええやんか。手足あるねんから。」
猫「え?」
店主「…?」
猫「私のこれ、全部足ですから。」
店主「…」
猫「足ですから。」
店主「なるほど。足では、無理ですね。」
猫「ニャー。」