2015年1月9日

僕らの音


やることが、ここに在る。やれる場所が、ここに在る。やる勇気が、少しずつ湧いてくる。しんと静まり返ったお店に、肩を垂れる僕の眼に、その向こう側の景色が広がりだす。閉店間際のカウンターに滑るように入ってきたお客さんが飲み干してくれた珈琲カップ。
まだまだやれることが、やりたいことが、ここに在る。僕らの店だ。僕らの音を鳴らしてゆこう。