勝手口を開けてゴミ袋を閉めようとしていたら、そのすぐ足下にほっそりしたアライグマのような表情をした茶色い生き物がいて、置いていた生ゴミのゴミ袋をゴソゴソと漁っていた。それを見た途端、体が固まってしまったんやけど、こっちに向かってその生き物がソロソロと入ってきそうだったから、ものすごい勢いで「バンッッ!!」と扉を閉めた。という内容だった。
それ以来、今日1日、アナグマの画像を見て、「あーーー」とか「ウワァ〜。」とか「ぃやーーー」とかぶるぶるして頭を振っている看板娘。
僕にできることは、珈琲を淹れることだけだから、とりあえずアナグマのことはひとまず置いてみて、珈琲でも飲みませんか。いや、むしろ、さらにアナグマのことを語るために、珈琲でも飲みましょう。