2016年7月1日

店主の徒然日記


あの時ああしたことが正しかったかどうかなんてわからない。現に起こっていることに目を向けて、反省したり改善したり覚悟したりするしかない。いつでも自分は、出来損ないだ。よりよくなっていきたい出来損ないだ。
これが今できる最善のことか、問い続けることは気力体力がいるから容易ではないけれど、それぐらいやって、この命全部使おう。

どこかのニュースキャスターかアナウンサーか知らないけど、彼のことを「最低最悪な夫だ」と朝のニュースで言った。そんなこと、誰にわかるんだ。人は弱くなれば過ちを犯すことだってある。でもその物語はそこで終わりじゃないだろう。弱くなってたことと向き合っていけばまた変わるだろう。誰も最低最悪なんかじゃないってあんたが言っててくれよ。

朝のニュースが体を重たくして、なぜか自分に自信がなくなってしまって、ランチで失敗した。もう一度自分で作って食べて確認することしかできないけど、それが唯一できる。

離れていくものだってある。それを追いかけないのは、追いかけなくてよい自分になったからだ。それがいいことか悪いことかわからない。ただそうなったことにまっすぐにいたい。変化していく自分の中は決して穏やかなわけではないけれど、物語は紆余曲折して進んでいくもんだろう。

きれいにまとまるのは、もうやめた。