2015年12月18日

労わる時間


エッセンシャルアロマオイルの話を聞かせてもらう機会があった。かつて嗅いだことのあったものも、都合があって忘れてしまった香りも、これからの香りも、開いたことのない世界も、そこにはあるように思えた。
丁寧に根っこから語られる香りのことを耳にしながら、自分とゆう存在が何に執着して、何をかばって生きてきたのか、今がどうであり、これから何が課題になるかを考えずにいられなかった。
人は、自分と会話する時間が必要なのかもしれない。痛みのない生などないのだろう。何も背負わない魂などないのだろう。自分を労わる時間が、必要なのかもしれない。