2015年12月4日

店主の徒然日記

冬やからでしょうか。
朝の話し合いで、いわゆる店主の盛りすぎが問題に。原価はどないなん。こんなんやったらやっていかれへんよ。と看板娘。もう店内が吹雪になるよつなまっすぐな一撃。言う方も辛いやろうな。
しばらくは、あまりにもっともなことを指摘されて拗ねる店主。こんな小さな店主とともに看板娘は手綱をしっかり握って厳しくやっていかねばなんわけで。知っとるよ。ほんまは知っとる。ごめんなさい。
最近ではランチにスープついています。その具も多すぎた。そりゃ入れれば入れるだけなくなる。なくなれば仕入れる。


最後に彼女は言う。やりたいと思うならやればいいよ、って。この言葉には涙が出ます。しっかりせななって思います。
ギリギリのところでも頑張ってゆきたい。やりたいことをやらせてもらえるだけでと幸せなことだ。世間で喫茶店を続けることは難しいと言われている。開く時も散々言われた。でも、僕らの喫茶店を、僕らなりの喫茶店の在り方を模索して、続けられると信じていたい。今のこうゆう時代だからこそ、憩いの場が必要なんやと思うから。お客さんの立場になって、場を一つずつ整えてゆこう。