2015年12月26日

時間をかける


ナポリタンをいつも持ち帰ってくれるサイタさん。彼女はお紅茶を一口ずつ、時間をかけて飲む。グラタンは焦げまでこそげて、まるで洗ったあとのようなお皿のよう。一口一口、一歩一歩。深いところに届くためには、時間が必要だということを、彼女を見ていて思う。深呼吸しとるのがわかる。僕はどうだろう。未消化なものをたくさん抱えて、消化不良を起こすこともある。かけるべき時間を、大切にできているだろうか。
サイタさんとはもう古くからの付き合いになるけれど、今年もお世話になりました。来てくれてありがとう。