2016年9月25日

言いたかったこと、葛藤


喫茶店が生き残るのが厳しいこの時代、考えられる同じことをしていても、きっとこの喫茶店も潰れてしまうと思うから、考えられないほどばか正直に、手作りを貫こうと思ったんです。それはしんどいことだと容易に想像はできました。
そうしたら、仕込みはやっぱり大変で、想像を超えて大変で、毎日何かを仕込んでいて、それでも足りなくなることもあって、休む時間も休みの日も、休めないことが多いんです。それでも、日々に充実した気持ちがあって、お客さんが足を運んでくれる喜びがあって、この場を守っていくやりがいもあって、この道を続けてこの向こう側を見たくて、だから働き方を、この店の在り方を、体のために柔軟に考えてゆきたいと思います。今は少し休みが多いかもしれませんが、よろしくお願いします。二人でやってゆくこの店が、長く元気に続けられる働き方を考えていきたいと思っています。

来るたびに「休みが多いな、よう休んでんな。」と言うお客さんがいて、そのお客さんに言いたかったことを、今さら。ここで。言うとるんかよ。小さい店主よ。