2016年9月21日

店主の徒然日記

こんな甘ったれた生き方があるか。自分を改めて考えて、嫌気がさしてきた。考えると頭が痛くなる。最近はずっと奥で疼き続けている。


どうにも動けなくなってたことが、やっぱりある。それを他のせいにしていると、関係ないように見える事柄にまで影響が出てくる。対岸から見れば難なく進んでいそうなことでも、こちら側から見れば問題だらけだったりする。見た目は事なきを得ていても、本当は大変なものを見失いそうだったりする。


自分に失望する夜を過ごして朝を迎えるのは、もう、そう容易なことじゃない。それで終わるな、立ち上がれ、とどんな状況の自分にも、朝日はいつも言うてくるんやから。


面倒なことを避けて生きていても、かけがえのない自分にはなれない。自分じゃなきゃ、自分たちじゃなきゃ、この店もこの人生も生きられなかった、そう言えるようにならなきゃな。

カウンターに座って、一人前のナポリタンランチをお箸で全部食べ切った爺ちゃんを見てて、そう思った。
じいちゃん、いつもありがとう。