2016年9月17日

ありがたいこと


今日みたく僕らが忙しくしていると、「急がんでいいよ。」と言ってくれる常連さんがいる。待たせたくないから、出来得る限り早く出せるよう努力するけど、そうやって一言言ってくれることが有難くて、どれだけ僕らの焦る心を和らげてくれているか知れない。店閉めた後、しんみりと常連さんのことを思い返して、感謝の想いが積もる。


帰り際に「いつも本当にありがとうございます。」としか言えてない。心はその言葉以上であって、ふさわしい言葉を探すけど、それが見つからない。だから珈琲や料理に込める。この店の在り方に込める。しっかり掃除する。しっかり仕込む。


いつ来ても同じように安らいでもらえる場であれるよう、この道を究めてゆきたい。ありがとうございます。