2016年4月13日

お疲れ様でした。


「職場からもらったこれだけたくさんのお花をさせる花瓶が私の家にはないんです。だから一輪ずつくらいを持って帰らせてください。そして後はこの店に。」
そう言って、閉店後の店に入ってきた。彼女らしい。最後まで彼女らしい。終わったそばから、新しい何かが始まっとる。僕は当然のように花を分ける。いい香りだな。どの花の香りやろう。


彼女をイメージして作ってくれたお花らしいけど、素敵な花束だった。よく似合う。花が大好きな看板娘も、笑顔がはじける。


長いこと、お疲れ様でした。きっとこれからも、想像できないほどの出来事が、僕らを待っとるんでしょうから。歌を歌いながら、やってゆかねばなりませんな。これからもよろしくです。

お花、お店で大事に見させてもらいます。