毎日のようにお昼ご飯を食べにきてくれるおじいさんがいる。僕らは彼より何十歳も年下で、こんな若僧の作るご飯を、珈琲を、スコーンを美味しいと言って食べにきてお金を払ってくれる。そのことを考えるといつも涙が出る。店をはじめて何もわからず右往左往している自分たちを、彼が支えてくれている。どれだけの人生を送ってこられた方なのかわからないし、労をねぎらうことなんて自分ができることじゃないけれど、それくらいの気持ちで、1つ1つをこれからも作らせてもらいます。こうやって支えてもらえていることを忘れません。そんな年の取り方を自分もしたいなと思います。いつもありがとうございます。